ノースウィンドアンサンブル

のうす・あれやこれ

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呼吸について

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詩音

(2011年4月 7日 23:14) | | コメント(0) | トラックバック(0)

息を吸うのが苦手です。詩音です。

なんだかこう書くと呼吸困難な人みたいですが、普段は問題なく呼吸できますよ?
楽器を演奏中の話です

具体的に書くと、曲のはじめや、長い休みの後はしっかり息を吸えているのですが、長いメロディーなどを吹いているとき、途中で息継ぎをするのが苦手なのです。
吸い込んでも、十分な息が確保できないので、だんだん連続で演奏できる長さが短くなってしまいます。

これ、今までは息継ぎの仕方に問題があるのだと思っていたのですが、どうも違うようです。

今年、以前にも書きましたが『フルート奏者ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』という本を読んで、体の動きに注意をするようになりました。
その結果、息継ぎの方法がまずいのではなく、演奏中はかなり呼吸が浅く、しかもかなりの長時間息を止めていることもある事に気がついたのです。

フレーズの出だしのタイミングを狙っている瞬間や、次が自信のない音で始まるフレーズであるとき、弱音を要求されるときなど、演奏中はさまざまな難関が待ち構えています。
私のようなアマチュアの演奏家にとっては、無意識にそれらをこなせるほどまでの練習が出来ていませんので、演奏中は気を抜くことができません。

だからでしょうか?
動物が獲物を狙う際、獲物に気配を悟られないように息を潜めて近づくように。
またはとてもかなわない敵から身を隠し、気配を消すため息も止めてやり過ごすように。
私の動物の本能の名残が緊張を強いられたときに呼吸を止めさせているのかもしれません(笑)

これでは呼吸筋が無駄に緊張して動きが鈍くなりますよね。
吸おうとしても十分な量の息が吸えないのも無理はないかも。

対処法として、演奏中は音を出していないときも意識して呼吸をするようにしてみてはどうだろうと考えました。

実行してみたところ、昨日と今日はいつもより演奏が楽でした。
呼吸筋の無駄な緊張もとれたからか、発音もスムーズですし、音色にも良い影響があるようです。

息を止めないように自然な呼吸を心がけ、骨盤底で息を支えるように意識する。
これでしばらくいってみようと思います。
吹奏楽器にとって呼吸は音そのもの。もっと研究しないといけませんね。

私と同じようにブレスに問題を感じている人や、演奏中酸欠になってしまうなどその他の問題を抱えていらっしゃる人は試してみてはどうでしょう?ひょっとしたら解決のヒントになるかもしれません。

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