ノースウィンドアンサンブル

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フルート試奏記録:イワオフルート編

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詩音

(2010年5月 9日 21:39) | | コメント(0) | トラックバック(0)

意外と読者が多い事が発覚してきたので、先に書いておきます。この記事は当団員では3~4人くらいしか興味を持ってもらえないと思います。

今日はやまねこからお使いを頼まれて、朝から一人でアルトサックスのリガチャーを買いに広島市にでてきました。

せっかく出たので、久しぶりにとある楽器屋を覗いてみたところ、珍しいものを発見しました。

イワオフルートです。

イワオフルートは製造本数が少ないらしく、なかなか楽器を見ることがありません。地方ではなおさらです。
替歌帝王がフルートを買うときに、イワオフルートも候補に挙がっていました。試奏しようと何回か楽器を探したのですが、常に空振りだったという思い出があります。ようやく出会えました。これは試奏させてもらわなければ。

フルートに詳しくない人には何のことだか分からないかもしれませんが、今回発見したのはIF-301AEという洋銀製でリッププレートとライザーだけ銀製、カバードキーでC足部管、Eメカ付きという楽器です。

まず吹いてみて感じたのは、結構パワーがある楽器だということ。今まで吹いたことのある洋銀製の笛の中では断トツでパワフルな音が鳴ります。特に低音がしっかり出ます。歌口のアンダーカットがかなり削ってあるように見えたので、これが原因かも。

しかし、高い音になるに従ってちょっと物足りないかも?吹きやすいし音量も十分出るのですが、音色が単調でコントロールができません。何というか、ひたすら暗いだけなのです。試奏した場所が比較的デッドな音響だったから?いや、同じ場所でマテキフルートを試奏した時は好みの音色が出せたので、環境が原因ではないのでしょう。どうやら私とは相性が悪いようです。
これなら、同じくリッププレートだけ銀製の、アルタスの807の方が好きですね。

じっくり作りをみてみると、この楽器もCisホールだけソルダードでした。これをカタログでアピールしているのは確かアルタスだけだと思いますが、アルタス以外でもちょくちょくこのタイプの楽器を見かけます。意外と多いのでしょうか?

グレードは低い楽器でも、キーはしっかりポイントアーム仕様。全体的に作りが丁寧なのも見て取れます。それだけに少々お値段もしますが、この楽器と相性がいい人になら安心してお勧めできそうです。
もっとグレードの高い楽器も、いつか試してみたいですね。

その他、NIKKANの金属製ピッコロなんていう珍しい物もショーケースに置いてあって非常に興味をそそられたのですが、キーパイプが曲がっていて再生不能という事で触らせてもらえませんでした。残念。
噂のリリックフルート(頭部管銀製なのに10万円を切る価格帯で販売されている)も置いてあり気になったのですが、今日は試奏しませんでした。しとけば良かったかな?

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