ノースウィンドアンサンブル

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フルート試奏記録:リリックフルート編

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詩音

(2010年6月20日 20:53) | | コメント(0) | トラックバック(0)

今日は、前回イワオフルートを試したときに試奏しなかったリリックフルートを試奏してきました。

結論から言うと、ちょっとがっかりしました。

日本とアメリカの一流フルートメーカーの共同で作られた、非常にコストパフォーマンスの高い楽器ということが売りのこの楽器。確かに頭部管が銀製なのに10万円を切る値段が付けてあります。低級機種のコストパフォーマンスということならこれまでYAMAHAの独壇場という感じでしたが、YAMAHAも頭部管銀なら10万円は超えます。

あとは音が良ければ文句なし。頭部管銀ならそれなりのキャパシティーが期待できそうなので、価格が安いならサブフルートにうってつけではないかと。

ところが、吹いてみると音がはっきりしません。私はあまり輪郭がはっきりした音を出す奏者ではありませんが、それにしても音がはっきりしなさ過ぎる。

楽器を調べてみると、歌口の削りがすごい!ショルダーもアンダーもごっそり削ってあります。このせいで当たりが広くて初心者にも鳴らしやすくなっているのでしょうが、同時に音がまとまらずに散ってしまい易くなっているのではないかと推測しました。

実際、リッププレートの当て方や息を吹き込む角度を色々試してみましたが、どう吹いても鳴ります。自分の通常の奏法からは考えられないような事を試しても、どう吹いても鳴るのです。が、鳴っているというほど手応えがない。どこでも霞がかかったような音になってしまいます。

これでは上級者のサブフルートとしては、残念ながらお勧めできないなと思いました。

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