ノースウィンドアンサンブル

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フルート試奏記録:Buffet Crampon編

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詩音

(2011年3月27日 20:42) | | コメント(0) | トラックバック(0)

一昨日、もうすぐ4月なのに雪が軽く積もりました。もうやめていただきたい。詩音です。

今日はとある用事で広島市に出たのですがその帰り、久しぶりにいつもお世話になっている楽器屋に寄ることにしてみました。
そこにBuffet Cramponのフルート(中古)が置いてありました。
これは珍しい。クランポンがフルートを作っているなんて知りませんでしたよ。いや、聞いたことはあったかな?
なにはともあれ、これはぜひ吹かせてもらわなければ(笑)

まずはこのフルートの特徴を。
材質は洋銀に銀メッキのようでした。古いものだと思うのですがメッキの浮きもなく、意外と綺麗なよう。
胴輪に『クーパースケール』(もちろん日本語では書いてありませんでしたが、綴りは忘れました)と書いてあります。わざわざスケール設計を刻印してあるということは、クーパースケールが流行り始めた頃にこれを謳い文句にして売っていた楽器なのでしょうか?ということは70~80年台頃のモノということになりますか?詳しいことが分からないので、推測ですが。
何より目を引かれたのが、その頭部管。歌口は四角いですが、ショルダーカットが全くない!口に当てると唇にはっきり角を感じます。

吹かせてもらったところ、自分のいつもの奏法で鳴らす事が出来ました。今の自分の楽器のカットも少なめですしね。
しかし、パッドの調整が悪いようで、かなりしっかりキーを押さえないとちゃんと音が鳴らなかったのが残念。調整した状態でも吹いてみたかったですね。

ショルダーカットがあると息の入り口が広がるので息が管に入りやすくなるといいます。なるほど、カットがないと話に聞いたとおり息が管に入りにくいようで、丁寧な息を要求されるようです。息のスピードや量が適切でないと音がまとまりませんし、そもそもちゃんと鳴りません。

音色は悪くないのですが。
1万円くらいならコレクションとして持っておいても良いかなと思いましたが、さすがにそんな値段ではなかったのであきらめました。

さて、このお店の店長、他にも珍しい楽器をたくさんお持ちだと聞かされていますので、前から試奏させていただく約束をしています。しかし、いつも忘れていらっしゃる。今回も店に持ってきていらっしゃらなかったので、改めてお願いしました。覚えておいてくだされば、今度は歴史的名器を試奏できるはずです。実現したら、また記事を書くかもしれません。

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