扁桃腺が腫れて、珍しくそれが原因でダウンしました。詩音です。
今日はちょっと前に書いた、映画『Braveheart』について続報を。
やっぱりサウンドトラックを買ってしまいました。
Braveheartのサウンドトラックは、最初にリリースされた1枚と、数年後に好評に応えて出された1枚の、全部で2枚が存在します。
中古で、2枚を送料込みで1500円くらいで売っていたので、取り寄せました。
ちなみに海外版です。
海外版はCDのプレスが違うから音質が違うという人もいらっしゃいますが、私は基本的にCDはリッピングしてiPadなどで聴くので、収録されているデータが同じなら問題ありません。
さて、最初に2枚目にリリースされたディスクが届きました。
ディスクの最後に、バグパイプの演奏が収録されています。
あれ?こんな明らかにバグパイプな音を劇中に聴いたっけ?
と思ってケース裏をみると、
「スコットランドの伝統的なバグパイプの演奏を、ウィリアム・ウォレスの精神と彼の闘志を讃えボーナスとして収録しました」(英文を私が適当に訳したのでニュアンスが違うかもしれません)
というような一文が。
わざわざバグパイプの演奏をボーナスとして収録するという事は、やっぱりBGMに使われていたパイプはイリアン・パイプスだったの?
次の日、1枚目のディスクが届きました。
こちらのジャケットには、ソリストや楽器の紹介が書いてあります。
そこにイリアン・パイプスは書いてありますが、バグパイプは書いてありません。
やっぱり。
そして、他にも書いてあるソロ楽器が、ウィスルやバウロンなど、主にアイリッシュで使われる組み合わせです。
道理で、普段聴いているアイリッシュの音と違和感ない訳です。
ところで、私はイリアン・パイプスについて一つ誤解していました。
イリアン・パイプスはバグパイプと違って通奏管は無いものと思っていましたが、通奏管を付ける場合も多いのですね。
通奏管付きのイリアン・パイプスの独奏をYouTubeで探して観てみましたが、バグパイプのけたたましい(失礼)通奏と違い、ジ〜という渋い音でした。今まで違う楽器の音だと思って聴いていた音です。これ、イリアン・パイプスの音だったのか。
かなり可能性の高い楽器ですね。Wikipediaによると、主旋律を担う主管に、最大3本の通奏管と、これまた最大で3本の伴奏管。最大構成だと7本のパイプで音を出せるのですね。
奏者の息は使わない楽器なので、もし呼吸器系に問題が生じて笛を吹けなくなったら、イリアン・パイプスに転向しようかな(笑)
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