ノースウィンドアンサンブル

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字を書くという事

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詩音

(2011年8月 5日 21:46) | | コメント(0) | トラックバック(0)

テレビCMでやっていますが、おふろのルックって本当に泡切れが良いんですね。驚きました。詩音です。

仕事がら、人の名前を手書きする事が多いのです。

人様の名前を書いて、さらにその人にお渡しするので、雑に書くのは失礼と思いまして、出来るだけ丁寧に書くように心がけています。

そうこうしていると、凝り性の宿命でしょうか、丁寧にだけでは飽きたらず、どうせなら綺麗に書きたいと、ペン習字の本を買ったりして、密かに練習したりしています。

さて、今回は珍しく楽器の話ではないのかと思いきや、これから出てきます。

ズバリ、『字を書く事と笛の奏法の類似点』について(笑)

何をやっている時も笛の事は頭から離れないようです。
こんな事を考え始めました。

まず、ペンを持つ指。
これは唇です。ペンの持ち方はアンブシュールということになりますね。

そしてペンのストローク。
これが息です。

最後に、腕。
これは呼吸筋に例えられると思います。

笛を吹く時、アンブシュールに力が入りすぎていると、のびのびとした音になりませんし、自由にコントロールできません。
ということはペンを持つ指に力が入りすぎると、線が思うように引けなかったり、のびのびとした筆跡にならないということでしょう。

私は最近までペンをほとんど指で動かしていました。
なぜ線が波状になったり真っ直ぐ引けなかったりするのかなと思っていたら、これが原因だったんでしょうね。ストロークを指で支えていた。
これでは健全な線になりません。

そこで、綺麗な線を引くために仮定してみました。

笛で音を出すときは、アンブシュールは息の通り道を用意し、後はニュアンスなどの微調整をするために柔軟性を保ちます。息を作り出し、支えるのは呼吸筋です。

なので、指はペンがぐらつかない程度に固定するだけにして、ストロークは手首や腕など、今までのように手先だけでなくより肩に近い所を使って行なってみてはどうかと。

そうしたところ、思った以上に線が変わりました。今までより綺麗な線が引けます。字の形は、当然ですがこれだけで形のクセが抜ける訳ではないのでまだ練習する必要がありますが、線が変わっただけで字の印象が違います。以前よりはましに見える字になってきました。

笛に似ていると考えていると字の練習にも身が入りますね(笑)

あ、さらに発展させると、線は音で字はフレーズ、文章は楽曲でしょうか?(笑)

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