ノースウィンドアンサンブル

のうす・あれやこれ

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今日は良い雨、骨休めに入山しました。

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低音金管

(2011年10月 5日 17:10) | | コメント(0) | トラックバック(0)
今日は朝からの雨で稲刈りをする人もいないので骨休めに会社は休みとなりました。
折角の休みですがこの時期の私がじっとしてる訳も無く、朝早くからナバこぎに行って来ました。

先ず結論から言いますと、今年は例年よりかなり生え方が遅い傾向にあります。
そしてなにより雑なばが皆無!ねずみや谷渡りも殆ど生えてません。香茸はまだ殆どが芽子(幼菌)でしたので1週間もすればどんどん採れる筈です!!

さて今回は雨の中7時間近く山中を彷徨って以下の通り悲惨な収穫量に終わりました(涙)

subete.jpg

買い物袋たったの2つ分、実に情けない結果ですね。まぁもう少し日にちを空けてからに期待と言う事で・・・。
さてこっから下は今日採ったナバや途中で見かけたナバ等を写真を添えて説明してます、興味の無い方はここで途中下車して下さい。興味のある方はこのまま終点までノンストップでお連れします。

hatake.jpg

先ず出会えたのがこれ「ハタケシメジ」
傘が開いて雨に濡れてる様子が「オオハギ(ホンシメジ)」に見えて一瞬ドキッとしましたがオオハギがこんなに早く生える筈も無く直ぐ冷静になって収穫!
これはこれで美味しいキノコで、山中に限らず草原や材木置き場・それこそ畑にも株になって群生します。

koutake.jpg

っで、右におわしますのが我らが大本命「香茸」です!!
私が把握しているシロの5つ目にしてやっと出会えました、ここまでで既に3時間も歩き回った挙句に「ハタケシメジ」を少しだけ採った状態で気が沈んでましたが一気に回復!
しかも周りには香茸のメゴがわんさと顔を出しておられます、採るのが惜しかったので今回は他の人に見つからない事を願いつつ放置しました。近い内にまた行かねば!!
さてこのきのこ、私達にとってはある意味マツタケより貴重なんですが所によってはぜんぜん見向きもされないとか、字の如く非常に香りが強くあくも強いので食べ方を知らなければ最悪な状態になりかねませんが塩漬けや天婦羅・しょうゆで炊いたりすれば非常に美味です。慣れたらそのまま焼いてポン酢でやりましょう!口や咽がやられる事もありますがはまります。

ippon.jpg

さてお次は「イッポンハギ」
これはこちらでの方言で学名は「ウラベニホテイシメジ」
これを図鑑などで見ると食用には不向きとか毒キノコに分類されてますがきちんとした処理を行えば非常に美味しく歯応えも良いので私は好んで採ってます。

sugi.jpg

毒キノコついでにもう1つ
この真っ白なキノコは「スギヒラタケ」、このキノコには毒とまでは言いませんが中毒を起こす成分が含まれており食べ過ぎると発熱や嘔吐と言った症状が出ることがあります。すき焼き等に入れて食べると美味ですが食べ過ぎると危険なので殆ど採りません、何も収穫が無い時に仕方なく採る事はありますが・・・。
このキノコが生えていると大体何かしらの収穫が見込めるので今では山に入る時期目安に利用してます。名前の通り杉の木の老木や倒木に群生しますのでどこかしこで目にすることが出来ます。補足ですがこれに非常によく似たキノコで「ツキヨタケ」と言うのがあり、こいつは死に至る事もある猛毒ですので採らないように!!

nazo.jpg

最後に、こいつは去年位からかなりの量を見掛けるようになったのですが今の所食毒不明・名称不明です。参考書にも似た様なのはありますが同一と判断するには決定打が無く困ってます。
これの幼菌は写真の様に全体的に黄色がかった肉厚の「シロコウタケ」の集合体の様な感じで、触った感じは非常にしっかりとしているが脆くぽろぽろ崩れるのが特徴。成菌になると見た目は「舞茸」そっくりなんですが触ると直ぐにバラバラに崩れてしまいます、臭いはどちらかと言えば香茸のそれが薄まった感じですかね?
誰かご存知でしたらご教授願います。

さてだらだら書き綴って来ましたが、最初にも述べた通り10日前後が香茸の収穫適期かと思われます、所によっては前後すると思いますが入山しても損は無いかと。
ただし、シバカヅキやコムソウナバ・タニワタリやネズミデと言ったいわゆるぞうなばは皆無かもしれませんが・・・、今日は「カノコ」を一本も見ませんでしたし乗るか反るかになるかも知れませんが山好きならそんな事は気にせず入山しましょう!!
ではまた機会があればキノコ記事書きますのでそれまでごきげんよう。

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