これは先日、出先の某楽器店で楽器のメンテナンス用品を買い求めたときの話。
本題に入る前に。団員から、私の文章は長い上に小難しい単語が多くて読みにくいという苦情がありました。なので、軽めに書いてみようと思いこの話題をチョイスしました。
フルートにとって管内の水分は大敵です。演奏に支障を来すことはあまりないのですが、放置するとキーの穴から漏れてタンポを傷めてしまう原因になります。なのでできるだけこまめに拭き取りたい。
しかし、そのためにはその都度楽器を分解しないといけない。そこで分解しないでも楽器を掃除できるながーい掃除棒を手に入れました。
さて、この長い掃除棒で水分を拭き取るための長い布が必要です。
この長い掃除棒用の布、市販のものは約2000円くらいします。通販やオークションで探すとだいたい1700円くらいでも見つかるのですが、送料や支払いなどの手間を考えると、どこかに出かけた時ついでに楽器屋さんで買った方が良いと考えました。
で、ありましたありました。目当ての品。しかも値札シールに1500円(正確には1500円強です)と書いてあります。
やった、結果早いし安く手に入ったよと喜んでその品を手に取りました。
すると、私が取った後ろにあった同じ商品の値札シールには3000円(これも正確な値段ではありません。3000円強です)と書いてあります。
なに!?違う商品か?と思ってどちらも手にとって見てみましたが、どう見ても同じ商品。型番もバーコードも同じです。
まあいいや、安い方の値札がついた方をレジに持って行ってみようと、レジへ直行。
レジの人は値札シールには目もくれずにバーコードリーダーに通して「2000円(くどいようですが、正確な値段ではありません)です」とメーカー希望小売り価格を宣告してくださいました。
どうなってるの?とにかく食い下がって見ねば。
「あれ?値札シールは1500円(しつこいですが、正確な値段ではありません)って書いてありますけど?」
と勇気を出して反撃を試みる私。
レジの人は数秒固まりました。私の感覚だと10秒くらいは値札シールを見て固まっていらっしゃいました。
そして一言。
「1500円(本当にしつこいですが以下略)ですね」
やりました!私の勝ちです!完全勝利です!!
しかし、2種類の値札といい、JANコードで登録してある値段といい、あの店の価格管理はどうなっているのでしょうか?普段あまり利用しないお店だったので、いつもそうなのかたまたまあの商品だけバグっていたのか分かりませんが。まあ、結果安く買えたからいいや。
しかし、3000円の方をレジに持って行っていたら?しかもレジの人がそれに気付いたら?想像するだに恐ろしいですね。
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