昨夜は団員のフルートの重量を測りましたが、今日は私の所有する楽器の重量を測ってみました。
最近の私の記事はフルート吹きでない人は興味がないものばかりで申し訳ない。いや、この重量計測はフルート吹きでも興味ないかも?(笑)
詩音の所持フルート重量グランプリの結果です。
楽器の特徴 | 重量 |
---|---|
総銀製プラチナメッキ、リングキー、H足部管 | 476g |
総銀製、カバードキー、C足部管 | 422g |
洋銀製、リングキー、C足部管、Eメカ付き | 405g |
洋銀製、リングキー、H足部管 | 438g |
こうして測ってみると、実は私の総銀製フルートもしあわせ木管さんの洋銀製(頭部管銀)より軽いんですね。意外な事実が目白押しです。
ここには楽器のメーカーを隠して書いていますが、実は団員のメインフルートのメーカーは2社に分かれます。私の所有楽器は4本ともメーカーが違うのですが、その2社の製品を両方持っています。つまりその2社のフルートが、材質やオプション違いで数本ずつ重量が比較できる状況になりました。
サザンクロスさんやポチさん、替歌帝王はどの楽器がどのメーカーの物かだいたい分かると思うので(他の全ての読者を放置してごめんなさい)、比較してみてください。面白い事実が浮かんできます。
製造時期やオプションが違うので一概に比較はできないのですが、それでもそれぞれのメーカーで材質やオプションが重量を増すごとに順当に重量が増しているのが分かります。そして、その基準というか、総銀製ならだいたいこの重量、洋銀製ならだいたいこの重量というのが、メーカーによって違うことが窺えるのです。これはそのメーカーの管の太さや厚さ、キーの作りなどによる物だと思うのですが、以前から「このメーカーの管は太め(または細め)に見える気がする」とか、「キーが大きい(または小さい)気がする」と思っていた印象とほぼ一致します。今回の計量でその裏付けが取れたような気がしています。
もちろん重いからとか軽いからという事で善し悪しはないでしょう。でも、こんな所にもメーカーの傾向が隠れているのかなと思うと、楽器道楽者としては非常に興味をそそられますね(笑)。もっと色々な楽器を調べてみたくなります。
次はサザンクロスさんの楽器の体重測定ですね。これが非常に楽しみです(笑)
そういえば忘れていましたが、うちには今貸し出し中のフルートがもう一本ありました。あれもメーカーが違うので、機会があれば測って見ねば。
こんな感じで、今後もマニアックな(というか愚にも付かない?)記事を書く可能性が高いので、私が書いた『楽器話』カテゴリの記事は、フルートに興味がない方は迂闊に読まれない事をお勧めします(笑)。
コメントする