昨夜の寒さとは打って変わって日中暑かったです。長距離運転をしたのですが、ちょっと寝そうでした。危険。詩音です。
さて、今日は先週放送されたのだめカンタービレの劇場版、最終楽章について思ったことを適当に書かせていただきます。
劇場公開されたときにも観に行ったので、今回で2回目の視聴ということになります。
劇場で観たとき、ひときわ私の目を引いたモノがあります。
それがこれ、とある場面でアップで映し出されたピッコロでした。
ここまで加工しておけば何かの権利に引っかかったりしませんよね?(ビクビク)
この楽器は何でしょう?
主管は黒いのでおそらくグラナディラ製でしょう。
頭部管が茶色いので、頭部管はローズウッド系の素材で出来ているモノと思われます。
形も妙です。
こんな楽器は見たことがないのですが・・・。
この映画を観た後で、気になったのでサザンクロスさんのグラナディラ製のピッコロと私のパリサンドル製のピッコロの二個一をやってみました。
結果、外観は「虫みたい」という感想が最多でした。
音もピンと来ないモノでした。
この映画で使われている楽器は元々この構成なのか、頭部管をオリジナルから交換したからこうなったのか、全く持って謎です。
気になるけど、まあいいか。
さて、ほとんどの人にどうでもいい話はこのくらいにして、ちょっとまじめな話を。
映画のネタバレになりますから、これから先はまだ映画をご覧になってない人で、今からご覧になるつもりの方は読まれないことをお勧めします。
『音楽と一緒に生きていく覚悟』という言葉が作中出てきます。
主人公「のだめ」は、この覚悟が不十分な状態でデビューしてしまい、プロとして演奏を続けていく自信を持てず悩みます。
私は趣味で音楽をやっている身なので、プロになるほどの覚悟は必要ありません。
しかし、演奏を人に聴いてもらう事がある以上、この事は無視出来ないと考えさせられました。
演奏を人に聴いてもらうなら、たとえアマチュアでも、常に技術を磨き、楽曲を理解し、いつでもよりクオリティの高い演奏をする努力をするべきである。
それをサボらない覚悟は必要だなと思います。
とはいえ、「のだめ」が自信を失ったのは、デビュー演奏がうまくいきすぎて、今後それを超えられるかどうかという事に対する不安が大きかったので、そんな納得のいくクオリティの演奏が出来たことがない私とは次元が違いすぎて比較にならないのですが(笑)
まずは「ちゃんと演奏しきれるかどうかギリギリ」なレベルから脱却できるように、練習に精を出さないと!
このピッコロはハンミッヒにフィンダのパリサンダーです。
フィンダはヤマハ用、ハンミッヒ用の頭部管があり、
たまにこんな感じを見ますよ。