今日も野ウサギを目撃しました。詩音です。
色々忙しかったためサボっていましたが、ようやく久しぶりに歯科に治療の続きに行ってきました。
半年ぶりですね(汗)
今日治療したのは上の歯。左側の犬歯当たりの歯です。
麻酔をかけての治療だったので、終わったときには上唇の真ん中当たりは感覚がない状態です。
でも、口角は感覚が残っています。
それなら、中央に感覚がなくても笛が吹けるのではないか?と思ってしまったのです。
というのも、最近とあるプロフルーティストさんのブログで拝見した、「フルートを吹くためのアンブッシャを作るという作業を最初から否定し、すべてを呼吸任せにするフルートの奏法、というか呼吸法の練習(?)」を研究しています。
これを行う場合、唇は全く作為的には使わないようにしなければならないので、唇に頼らず音を出す実験には最適な状態なのではないかと考えてしまったという訳なのです。
そう思いついてしまってからというもの、処置中から早く帰ってフルートを吹いてみたくてうずうずしていました。
あきれるほどの笛気違いぶりです(笑)
で、家に帰って、少しでも麻酔の効果が強い内に色々試さなければとフルートを取り出して吹いてみました。
予想通り、音は普通に出せます。
しかも、これまた予想通り、文字通り上唇から余計な力が抜けている状態なので、非常に素直ないい音がします。
でも、唇の微調整は利かないので、音程や音色の微調整はできません。
あくまで音が出るだけ、というような状態です。
曲の演奏には少々厳しい。
しかし、これで唇の緊張はフルートの発音には特別必要ではないという結論が出せました。
そして、唇の緊張というか調節は、やはり音を出すためではなく音を調節するためにより多くを利用するべきであるということになるでしょう。
話は変わりますが、治療中、どうも医師が難しそうにうなっていらっしゃる。
そんなにひどい齲歯ではないはずなので、ちょっと削って埋めれば良いはずですが?
なにか予想だにしない難しい状況になっていたのかと心配していたところ、医師からお話がありました。
「処置中に歯肉から出血したんだけど、それが詰め物に当たって色が付くんだよね。
別に問題ないんだけど、私が納得いかないわけ。
やり直して良い?」
私は着色があっても全く気にしませんが、その職人的な気持ちはよ~く分かります。
喜んでやり直してもらいますよ。
良い先生です(笑)
処置室のBGMがなぜか村下孝蔵オンリーだったのもポイント高いですね。
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