今日は久しぶりに24時間の内2/3くらい寝ていたように思います。詩音です。
広島県北の音楽シーンでは明日は色々行事があるので忙しい人が多い中、恐縮ですが。
しかし、たまにはしっかり休まないと体が保ちませんからね。
さて、今日はタイトル通りリズムに潜む魔物について書いてみようかと。
先週、ノースウィンドアンサンブルでではないのですが、一青窈さんの『ハナミズキ』を練習しました。
普段、最近の歌手が歌う曲をほとんど聴かない私でも知っている曲です。
全然聴いた事がないという人は、あまりいらっしゃらないのではないかと思うのですが。
しかし、この曲のメロディー、魔物が潜んでいるようです。
そーらをー、押しあーげてー
手をのーばすー君ーごがーつのーことー
歌詞で書くと上記の赤で示した所を上手くはめられない人が多いようです。
全部拍の裏から入る動きなのですが、次の拍の頭に持って行ってしまう人とか、そこまで遅れないけどやっぱり少し遅れている人とか、とにかく遅れ気味に演奏してしまう人が多いようです。
同じような現象が、最近ではいきものがかりの『ありがとう』のAメロでも起きているのに遭遇したことがあります。これも拍の裏から動いて拍の頭は前の動きの最後の音ののばし、というパターンが頻出するメロディーですね。
こちらも流行語大賞まで生み出したNHKの連続テレビ小説のテーマ曲ですから、聴いた事がない人は少ないはずだと思うのですが。
私の感覚では、楽譜の読み方が若干曖昧でも、聴いた事があればその通りにメロディーを吹けばいいわけで、音は間違えてもリズムは外さないのではないかと思うのですが・・・。
曲は知っていても、楽譜にかじりついてしまうと楽譜に惑わされてリズムを外してしまうものなのでしょうか?
私はそんなことは全然ないのですが、拍の頭はアタックがないと落ち着かないものなのでしょうか?
不思議なのは、同じようなリズムパターンでも、外してしまう人が多い所とそうではないところがあるところ。
『ありがとう』などはサビの部分にもありますが、不思議とサビはひっかかる人があまり居ないようです。
ということは、皆さんサビ以外はあまりお聴きになっていないとか?
まあ、原因はよく分かりませんから、やっぱり魔物が居るということにしておきましょう(笑)
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